お別れ

 前に勤めていた会社の社長の告別式に行ってきました。

 

 二十歳の夏に入社し、今年の4月に退社するまで、優に30年に及ぶ会社員としての生活を、この社長とともに歩んできたわけです。

私が入った当時は、前橋駅前通りの一角で、若干十数人規模の小さな印刷屋さんでしたが、その後順調に業績を伸ばし、国道17号沿いに自社ビルを構える頃には50名を超える社員数になっていました。社長は元々がとても厳しい方で、当時若造で心底『仕事嫌い』だった私とは、本当にくだらないことで、よくぶつかっていました。今考えると有りえないことですが(笑)

何やかやありながら、気がつけば実の親よりも長い時間一緒にいるわけで、経営者と社員、という間柄も、いつしか『第二の親父』みたいな感じになっていくのです。この歳になっても、自分の親と同じくらい叱ってくれる人なんて、そうはいません。

 身内のお葬式ではないのですが、不覚にも溢れる涙を止めることが出来ませんでした。

 

社長、どうか安らかに‥‥そして今まで本当にありがとうございました。

『稲村くんの部隊は全滅だな!』って、また(笑)言われないように精進してまいります。社長、本当にお疲れ様でした。