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執筆者の写真稲村 喜久

工程管理

 複数の原稿をまとめる冊子の製作過程で、一番の肝となるのが工程管理。

この部分をしっかりしてないと、最悪の場合は納期に間に合わない!といった事態に陥りかねません。

 私自身、かなり適当な性格(笑)ではあるのですが、この手のお仕事に関しては話は別。 前職では年度末となる3月だけで前橋市内の小学校9校、中学校4校、保育園5校分の卒園、卒業文集とPTA会報を一人で担当していました。

 担当当初は『行き当たりばったり』でこなしていたのですが、人の名前を覚えるのがもともと苦手なところに持ってきて、別の学校の担当教員の名前が偶然被ったりすると‥‥途中でも自分で何をやっているのかわからなくなることがありました。

もちろん、このお仕事の他に一般印刷物のお仕事も普通にあるので、これだけに専念するわけにも行きません。


 卒業式は小学校と中学校で一週間ずれているだけで、基本は県内一斉ですから納期は絶対です。この重圧から真剣に工程管理を意識するようになりました。納期を守る上で、基本的に『原〆』(原稿締め切り日)は絶対条件なのですが、文集の場合には不登校の生徒さんの原稿回収が難しかったりで、なかなか大変でしたね。担当の先生が、ミスプリントのプレッシャーでうつ病になって退職しまったこともありました。


 こんなお仕事を6年近く担当させていただいた中で、卒業式当日納品が一回。卒業式の後に配布が1回という事故?(こちらに責任はありませんでしたが)だけで済んだのはラッキーだったのかもしれません。



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